ロックとブルース、それにクラシック

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中学の3年間はブラスバンド部でチューバ・トロンボーン・トランペットを経験し最終テナー・サックスを担当させて頂きました。

行進曲・タンゴ・などの課題曲とは別に、クラシックならショパンのピアノ曲とラヴェルの「ボレロ」

好きでよく聴いておりました。特に先日亡くなられた中村紘子さんのショパンの幻想即興曲』は見事でした。

彼女感情の起伏に合わせたフレーズの演奏速度の強弱は彼女自身の解釈によるもので、楽譜には表せないものです。

 

 

ジャズでは松本英彦さんのサックスに憧れて教則本を何冊も買い込んで練習しておりました。

また学校を離れて個人ではギターを弾いており、バンドを組んで中2からは、アルバイトで稼ぐようになっていました。

ギターはもともと家にあったので、物心をついた頃から手にしていたので、ヴィレッジ・シンガーズの定番アイテムヤマハのセミアコから始めました。

ヤマハのセミアコ

UKロック・ページ・ベック・クラプトンそしてステイタス・クオー

最初 虜になったジャンルは60年代に入ってからのUkロックで、やはりブリティッシュ・ロックからでした。

ブリティシュ・ロックといえば皆が口にするのは、ヤード・バーズクリームで有名になったページ・ベック・ク

ラプトンのBIG3ギタリストから始まり、ストーンズを経てイエス、ツェッペリン、クィーン、パープル、ザ・フ―へ流れていくのが

普通だと思いますが、私はどうしてもあのハード・ブギで有名なステイタス・クォーが基本にありました。英国の伝統音楽を

ふんだんに取り込み、今も現役でイギリス市民に愛されているバンドです。

 

以降 USロックもイギリスに追随し、ベトナム戦争やヒッピーやドラッグ社会を背景としてフラワーミュージックが生まれ、

いわゆるサイケデリック・ミュージックが一つのジャンルとして台頭してきます。

当時は目新しいロックは全てイギリスから発信されアメリカで受け入れるといった風潮にあって、まるでアメリカが後出のようでしたが、

ビル・ヘイリー、プレスリー、チャック・ベリー等により既にアメリカンロックは確立しており、その影響でブリティシュ・ロックが生まれたと見ることもできます。

とりわけニューヨークのフィルモア・イーストでレコーディングされた、オールマン・ブラザーズ・バンドのライブ盤はレアなファンが多く根強い人気でした。

京都の大学に入った頃 私にも彼女ができました。偶然だったのですが、京都芸大のピアノ科に所属していて、初見のテストを2位で合格したと

いうピアニストでした。彼女は自宅の庭に小さな部屋を作ってもらい、大きなグランドピアノが入ると、人は立っているのがやっとという

スペースでした。

私はピアノの下で寝転んでよく彼女の練習を聴いていました。今思うに、音楽の専門知識もなにもない私が、「そこ おかしい」とか「今の

何か違う」ってどんどん口出ししていたんです。常は感情の起伏が激しくて相当な理解がないと付き合いにくい人でしたが、音楽については、

「言ってる事 全部当たってるわ」と一度も反論することが無かったのを覚えています。後にドイツに留学して帰国の知らせはありません。

ブルース・ギターの3コードと代理コードって何?

同じころ、京都桂のケーキ店でアルバイトをしていました。

そこは直営店で京都の桂と上桂の2店舗を一人の店長(社員)が管理していました。

その店長がロシア系日本人で、車は国際A級ライセンスを持ち、ギターが上手かったのでアルバイト学生の間では憧れの的でした。

良く京都の自宅へ呼んでもらい、そこでブルースギターを教わったのです。

ケーキ店の忘年会には、阪急桂駅前のレストランを貸し切りにして朝まで酒を酌み交わしながらブルースの3コードをバックに

アドリブの競い合いをしていました。また更に、一つのコードに代わる代理コードを探し出すことで、曲の響き/雰囲気を変えるアレンジを実践していました。

3コードとは何?

あるキーを基に度数で考えたとき、

キーがCのときの1度(最初の音)は、Cです。
キーがCのときの2度(2番目の音)は、Dです。
キーがC(メジャー)のときの3度(3番目の音)は、Eです。
キーがCのときの4度(4番目の音)は、Fです。
キーがCのときの5度(5番目の音)は、Gです。
この○度というのが、度数で考えるということです。)

あるキーに対して、1度と4度と5度の音をルート(基)にしたセブンスコード、
「Ⅰ7」(1度のセブンスコード)と
「Ⅳ7」(4度のセブンスコード)と
「Ⅴ7」(5度のセブンスコード)がそのキーでの3コードです。

それではいくつかのキーの場合の各3コードを以下に書き出します。
キーがCのとき、C7(Ⅰ7)-F7(Ⅳ7)-G7(Ⅴ7)
キーがEのとき、E7(Ⅰ7)-A7(Ⅳ7)-B7(Ⅴ7)
キーがGのとき、G7(Ⅰ7)-C7(Ⅳ7)-D7(Ⅴ7)
キーがAのとき、A7(Ⅰ7)-D7(Ⅳ7)-E7(Ⅴ7)
となります。

この3つのコードを覚えるだけでほとんどのブルースの伴奏ができてしまいます。

代理コードとは何?

代理コードとは同一キーの中でそのコードと同じような機能を持つコードを探して置き換えることで、曲の雰囲気を大きく変えるテクニックです。

例えばEmとC△7のポジションを比較すると、第5弦のルートポジションが違うだけで他は全部一緒です。

同一のキーならば聴いていてもほぼ違和感なく聴けるのですが、どこか深みがあって、落ち着けるようで、少しこれまでとは違う、よりジャージーな響きを与えてくれます。

C△7のコードに含まれていない5弦7フレッドのE音はC△7の3度音(長3度)であり、1弦7フレッドのB音も
C△7の7度音(長7度)なので、この2つのコードはほぼ同一ポジションにある代理コードだといえます。
(HIPの音楽理論塾より引用)

BBをはじめスリーキングからエルモア・ジェイムス、バディ・ガイ、レイボーンあたりのアドリブを盗むのにみな必死でした。

 

BBをはじめスリーキングからエルモア・ジェイムス、バディ・ガイ、レイボーンあたりのフレーズを盗むのにみな必死でした。

そのうちに、ジャズ喫茶にも出入りするようになりました。

高野悦子さんの手記「二十歳の原点」でも取り上げられ有名になった『しあんくれーる』『ソワレ』でした。

『ソワレ』は後に私が銀行員になった時に担当となったお店でもあり、それからも長くお付き合いさせていただきました。



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