本『餃子の王将』

週刊ポスト2016年4月22日号

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「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の前社長、大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件は19日で発生から3年を迎えた。関西を中心に全国展開する企業のトップが狙撃されるという衝撃的事件は、解決しないまま今も警察の捜査が続く。遺族や関係者にとっては、いらだちを募らせるばかりの3年間だったに違いない。

今年9月まで京都総局のデスクとして、この事件の報道にかかわっていたが、なぜ、こうも捜査が難航するのかと、事件の長期化にもどかしい思いを感じてきた。

犯行形態は単純だった。現場は本社前の駐車場。社長の大東さんは平成25(2013)年12月19日午前5時45分頃、自分で車を運転して出勤し、駐車場に車を止めて降りたところを拳銃で4発打たれ殺害された。

毎朝1人で本社前を清掃するのが日課だった。こうしたことから、犯人は大東さんの行動を把握し、待ち伏せして犯行に及んだという見方が濃厚だ。大東さんの車に現金が残されており、単なる強盗目的の犯行ではないとみられている。

防犯カメラの映像から、犯人はバイクで逃走したようだが、その後、犯人の足取りは途絶えてしまう。

決定的証拠を

難航しているとはいえ、捜査には一定の進展もあった。京都府警は、周辺に設置された大量の防犯カメラや周辺を通行した車両のナンバー解析などを進め、不審な盗難バイクを押収。被害者の交友関係や関係先などを中心に繰り返し聞き込みも行った。

防犯カメラの分析などから現場近くでは九州ナンバーの不審な車も確認された。さらに、現場近くで回収したたばこに付着したDNA型を分析したところ、九州に拠点を置く暴力団関係者にもたどり着いた。ただ、これだけで犯人と断定することはできない。捜査攪乱(かくらん)のためにあえて放置されたものの可能性もあるからだ。

一方、2016年3月、同社をめぐる深刻なトラブルの実態も明らかになった。(前回の上杉氏との関連)

事件から3年が経過したことを考えても、犯人逮捕は容易ではない。これまでの捜査の蓄積もあるため、捜査のなかで、いくつかのピース(断片)が見つかれば、一気に全容が見える可能性もある。カギを握るのは証拠にたどり着くための地道な捜査の積み重ねではないだろうか。

迷宮の悪影響

餃子の王将は、28年3月現在で、直営とフランチャイズをあわせて全国に700店舗以上を展開する巨大レストランチェーンで、とりわけ関西での浸透力は抜群だ。事件は“庶民の味”を担う会社のトップがターゲットになった企業テロでもあった。

事件が解決しない以上、飛び交う臆測を払拭することは難しい。王将をめぐっても、反社会勢力との関係が疑われた。反社会勢力と事件との関連が指摘されているにもかかわらず、事件が未解決であり続けることの持つ意味は深刻だ。警察にも手の届かない何かがあるのか、と思わせてしまうことになりかねないからだ。

かつて取材先の刑事から「捜査1課の刑事は犯人が誰だか分からない事件を解決してこそなんぼだ」という話を聞いたことがある。殺人や強盗事件を担当する捜査1課の仕事にも、事件の見通しが明確で犯人がはっきりしている事件と、誰が犯人なのかも分からない事件がある。

地道な捜査のなかで犯人をあぶりだし、逮捕に結びつけることこそ、刑事の真骨頂なのだと教わった。王将事件を担当する刑事たちもプライドをかけて捜査しているに違いない。

京都府警は王将事件を「最重要課題」と位置づけている。事件を解決できるか、刑事警察の威信も問われている。

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北朝鮮 金正恩の指令によるものだという説

仮に、故大東隆行氏が、実は北朝鮮のスリーパー・エージェントだったとして、金正恩が先日No.2の張成沢を国家転覆罪で処刑したからみで暗殺されたのだという説

中国マフィアの手による説

日本企業が中国で飲食店を開くのであれば、土地取得や許認可などで便宜を図ってもらうために、中国共産党の役人や政治家へのコネが必要になる。そのための水先案内人となる現地のパートナーとの関係は何よりも大事。
もちろん、いわゆる“みかじめ料”も発生する。王将は、日本人が多く住む大連に2005年に進出してきた。しかし、直後に現地のパートナーと揉めてしまったそうです。
現地パートナーは地元のマフィアと繋がっていて、権利関係を巡って王将と関係が悪化。2、3年前から、店舗が水浸しにされるなどの嫌がらせが行なわれていたという。
たとえば吉野家は、中国で400店舗近く展開しているし、味千ラーメンも中国に500店舗以上も出している。しかし、王将は大連の4店舗だけ。日本での規模を考えれば、もっと拡大していいはずなのに、できない。現在もトラブルを引きずっているからだろうという説。

京都市山科区西野山射庭ノ上町というところ

事件現場である王将本社のある京都市山科区西野山射庭ノ上町は私の友人宅があり、事件現場から歩いて1分ほどのところなので、良く知っています。
バスも通る結構広い道路なのですが、夕方7時頃にはもう真っ暗で人通りも殆ど無い住宅街です。
山科区は地理的に見て京都市内とは離れた西側に位置しています。
山科へは、市内からは東大路3条の蹴上から東大路5条の5条坂を通る道路は両方バスも通る広い道路になっており南は名神の側道を西に向かって走り醍醐方面から北上して山科に行く広い道路に通じています。
それ以外は山に囲まれて閉鎖的に思いますが、地元の者は知っていますが、東山7条の商店街から山に入って車やバイクなら15分ほどで山科に行けます。途中深い山中を通る為、人目にもつかない道路です。

ある意味 逃走経路としては最適だとは思います。が 早く真犯人が見つかることを祈っています!!

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