エビ中『松野莉奈』さん18歳、帰らぬ人に
私立恵比寿中学のメンバー松野莉奈さんが2月7日の大阪でのコンサートに出演の為、新幹線で向かう車内で体調が悪くなり急遽Uターン帰宅の途に就く。
そして8日搬送先の病院にて死亡が確認された。
当初死亡原因が公表されず、ネット上で死因が迷走していましたが、今日10日に事務所が医師からの診断書で正式に発表されました。
「致死性不整脈」・・・
松野莉奈さんは
松野 莉奈(まつの りな)は1998年7月16日 – 2017年2月8日 歌手、モデル、女優、タレントで、
私立恵比寿中学のメンバー
東京都出身
スターダストプロモーション所属でした
小学1年生のとき、表参道でスカウトされて芸能界入り
2010年2月、私立恵比寿中学にメンバー入りし、2012年5月にデビュー
私立恵比寿中学はももいろクローバーZの妹分として活躍する女性8人組アイドル。
2012年5月にデビューし、エビ中の愛称でも親しまれているが、
松野さんはエビ中で、出席番号9番、イメージカラーは青、りななんの愛称で人気でした
169㎝の長身とスタイルでモデルとしても活躍していて、人気雑誌「LARME」にレギュラー出演
ハイファッション・モード系ファッション誌「装苑」や伊勢丹のカタログ「伊勢丹 strawberry Style Book」への出演実績も持ち、モデル業においてはエビ中のりななんとはまた違った一面を見せていました。
ご家族は
お母さんはパティシエをされているそうです
パティシエということは誕生日なんかにはお母さんさんがケーキを作ってくれたりしたんでしょうか?
またお父さんはシェフをされていたんだそうです
お父さんが料理できる人ってお母さんにとっては強い味方になります
いい御家族だったんじゃないかと思います。
松野さんはお菓子作りが趣味だったといいます
これは父と母の影響を受けたのではないかと思います
そして小学生のころからスカウトされていたのでこれからの人生を期待されていたのではないでしょうか?
兄弟はおらず、ひとりっ子なんだったそうですね
一人っ子ということはかなり大切に育てられてきたんでしょうね
それなのに今回の件に関しては非常に残念な結果になってしまい
悔やんでも悔やみきれませんね
これだけ大切に育ててきた娘を失うなんて、父親も母親もかなりショックだっただろうし、祖父母もショックだったでしょうね。
松野莉奈さんあんなにかわいいのに・・・
致死性不整脈とは
致死性不整脈とは発症したら、短時間で治療しないと死亡する恐れのある危険な不整脈です。心室が痙攣する状態を「心室細動」と言います。
突然死の原因の多くが、心室細動を言われています。電気ショックで正常な状態に戻さないと、死に至るものです。
また、数十秒以内に治まる心室細動を「トルサード・ド・ポアンツ」と言います。症状が治まると元に戻りますが、病院で治療をしないといけません。
「房室ブロック」は、突然死に結びつく、徐脈による症状です。ペースメーカーを埋め込むことで予防ができます。
即座にAED(自動体外式除細動器)などを用いて細動を取り除かなければ、循環停止から呼吸停止に陥り死亡するそうなんです。
恐ろしい病気なんですね。病院で即座に判断して秒単位の施術が必要と出てましたが、残念ながら何処の病院でもほぼ不可能だったでしょう。
そして『苦しくなかったんだろうか?』って気持ちが頭から離れないんですが・・・
米山医院院長の米山公啓氏が話しておられます
「死ぬほど痛い」という表現がある通り、人は死=痛いものと無条件に思い込んでいる。確かに、くも膜下出血や急性心筋梗塞のようにバットで殴られたような激痛で苦しみながら死ぬ病気はあるが、しかしその一方で、実は死ぬ瞬間、痛みをほとんど感じることのない病気もある。それこそ「苦しまない死に方」ができる病気です。
「苦しまない死と聞いて思いつくのが、致死性の不整脈です。心拍数が乱れ不整脈になると、全身に血液を循環させる心臓がポンプ機能を果たせなくなるため、わずか数秒で脳に血液が回らなくなり意識を失います。発症から約3分で脳死状態に陥り、苦痛を感じることなく絶命する。睡眠中に不整脈が起こることも珍しくなく、その場合、目を覚ますことなく死に至ります。
なので恐らく苦しむことはなかったのではないでしょうか。そうであればせめてものなぐさめにはなります。
だって余りにも可愛そう過ぎます。
2017年7月16日涙と笑顔のファイナルツアー
4月22日にオリンパスホール八王子よりスタートさせた全18ヵ所19公演に及ぶ全国春のホールワンマンツアー『私立恵比寿中学 IDOL march HALLTOUR 2017~今、君とここにいる~』が、7月16日、東京国際フォーラム ホールAにてツアーファイナルを迎えました。
今年2月8日に、メンバーの松野莉奈(出席番号9番)の急逝という不幸に直面し、残された7人での活動を余儀なくされたエビ中のあらたな本格的始動となった今回のツアーだったが、ツアーファイナルが行われた7月16日が、奇しくも故・松野莉奈の誕生日という偶然も重なり、メンバーにとって非常に意義深い一日となったのでした。
このツアーでは、リリース前のアルバムからの新曲全曲パフォーマンスがファンの間で大きな話題となった。そして5月31日に発売され、グループ初のオリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得した4thフルアルバム『エビクラシー』は、各メンバーを楽曲ごとにメインボーカルにフィーチャーするというあらたな試みがなされた作品だったが、アルバム発売以降のツアーでは、アンコールで各メンバーのソロコーナーが設けられたこともエビ中ファミリー(ファンの総称)を喜ばせました。
この日チケットは完売。会場を埋め尽くした約5,000人のエビ中ファミリー(ファンの総称)を前に、いつもどおり、新作『エビクラシー』からの楽曲と代表曲を織り交ぜステージは進行していきます。
しかし、この日はいつもと違う演出が要所要所に配され、池田貴史提供の「なないろ」で使用されていた色とりどりの銀テープは、松野のイメージカラーだった青一色に統一され、アンコールの1曲目で披露されていたソロコーナーは、松野が好きだったという「全力☆ランナー」をパフォーマンス。
さらに続く「フレ!フレ!サイリウム」では、メンバー全員が(松野のイメージカラーだった)青一色のペンライトを掲げ、「サドンデス」ではオリジナルバージョンの松野の台詞を、メンバー全員がダンスサドンデスバトルの脱落理由として語るという心憎い演出が盛り込まれた。そして最後はエビ中初のオリジナル楽曲「えびぞりダイアモンド!!」をパフォーマンス。全23曲、約2時間半にわたる熱演に、ファミリーは終始熱い声援で応えました。
最後の演出として、メンバーがステージを去ったあとに、サービス映像から今回ツアードキュメント映像がエンドロールとして流されたのだが、そのBGMに使用されたのは、なんど松野莉奈ソロの「感情電車」。生前最後に録音されたという彼女の歌声に、その場にいた誰もが涙を流して聴き入った。そして映像は8人での『エビクラシー』撮影風景に切り替わり、最後8人バージョンの『エビクラシー』キービジュアルが映し出され、ラストメッセージとして、ツアータイトル「今、君とここにいる」から「これからも、君とここにいる」と伝えられると、会場からは「ありがとう!」という声援とともに、盛大な拍手が送られました。