女城主直虎で龍雲丸演じる『柳楽優弥』
おんな城主直虎で初大河ドラマ出演を勝ち取った、柳楽優弥(やぎら ゆうや)。 演じるのは盗賊の頭の役である龍雲丸。
盗賊稼業をなりわいとしているが、「武家やそこに群がるやつらからしか盗まない」というおきてを守り、親のない子どもたちを育てている不思議な魅力のあるキャラクター。
柳楽の生き生きとした演技で、過去になんらかの因縁を抱えつつも (元々 滅亡した武家の子という設定) 乱世のはざまでたくましく生き延びようとするアウトローたちの姿が、現実味のあるものになっています。
『アオイホノオ』(テレビ東京系)で主演を務めたほか、NHK連続テレビ小説『まれ』への出演など、テレビでの活躍が著しい柳楽さん。
デビュー作となる映画『誰も知らない』(2004年)に出演した直後、「このままいったら、ダメな人間になる」と悩んだ末、数々のバイトを経験。しかし、理想の自分に近づけないことにイラ立ちを募らせ、過食に走ってしまったことを告白しています。


柳楽さんといえば、体重の増加と共に、仕事が激減。
一時は、ほとんど休業状態であったが、21歳頃に25キロの減量に成功。
11年に主演した『ブリザード』(BeeTV)でイケメン俳優として返り咲き、以降、テレビドラマへの出演が続いています。

柳楽優弥 WIKI
芸名:柳楽優弥(やぎらゆうや) 卒アルより本名も同じ
出身地:東京都東大和市
生年月日:1990年3月26日
身長:174cm
血液型:A型
出身高校:東大和市立第2中学卒、堀越高校中退、2015年に通信制高校に編入し2016年秋に卒業。
デビュー:2004年
所属事務所:スターダストプロモーション(柴咲コウの大ファンであり、彼女が所属する事務所を選んだと告白)
柳楽さんは、2004年に主演映画「誰も知らない」がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、男優賞を受賞し脚光を浴びました。当時14歳で、史上最年少での男優賞です。
しかし前述のように心身ともに不調となりスランプ時代に突入、その後は社会勉強のために洗車・居酒屋のバイトなどを行いながら俳優活動を続けていました。やがてそういった努力が身を結び、2012年には蜷川幸雄さんの舞台「海辺のカフカ」で主人公を演じ、2014年に「アオイホノオ」で連ドラ初主演を果たすなど、再び実力派俳優として認知されるようになってきました。
先輩である山田孝之さんからも、共演した際にその演技力を賞賛されています。
17歳でプロポーズ!柳楽優弥と豊田エリーは理想の夫婦!
柳楽さんは、2010年1月にタレント・豊田エリーさんと結婚しました。同年10月13日には第一子女児が誕生しています。
芸名:豊田エリー
出身地:東京都
生年月日:1989年1月14日
身長:162cm
出身高校:堀越高等学校
所属事務所:スターダストプロモーション
経歴:2002年頃から雑誌やCMなどに出演するように。
父親がイギリス人で、母親が日本人のハーフタレントです。
柳楽さんよりも豊田エリーさんが1つ年上ですが、二人は堀越高等学校時代に知り合い、交際を開始させました。
そんな二人の馴れ初めは、柳楽優弥さんからのアプローチがあったようです。
豊田と知り合ったきっかけは、高校の先輩の紹介。一目惚れした柳楽が、知人に頼んでアプローチし始め、17歳の時に一度プロポーズをしたものの「18歳にならないと結婚できないんだよ」と言われ、結婚を諦めたことを告白。「まさか年齢でつまずくとは…」と笑いを誘う。
高校時代にはすでに一度プロポーズをしていたという柳楽優弥さんですが、その後破局。そして、別れてから半年後にまさかのプロポーズ!
別れてから半年後、交際中に豊田が1度だけ漏らした『20歳の時にプロポーズされたい』という言葉を覚えていた柳楽が、豊田がちょうど20歳の時に電話をかけ、『久しぶり。結婚しよう』とプロポーズしたそうです。
お互いに思いが残っていたからこそ成り立つプロポーズ方法ですが、ドラマチックで素敵です 😆
豊田エリーさんとは
ひとことでいうと「イノセント」な女の子です。
2016年12月10日に開幕した舞台『ロミオとジュリエット』では主演のジュリエットを演じた彼女。かつて伝説のハリウッド映画でジュリエットを演じたオリヴィア・ハッセーとも似た雰囲気を持つ彼女は、天真爛漫なオーラがイノセントな女性だ。彼女がイメージガールを務めたCMがシャンプーや洗剤など「清潔」を売りにした商品であるのも頷ける。2016年12月22日の公式インスタグラムの写真は、艶やかな三つ編み姿も儚げな美少女であるジュリエットそのもの。色彩の淡い全身から発せられる笑顔は、宗教画の天使にも似て、少女のまま天に召される乙女の役がよく似合います。

柳楽優弥さんが救急搬送!?
柳楽さんは2008年に体調を崩し、仕事量は激減。
家族との口論が原因で、安定剤を大量に服用し急性薬物中毒で救急搬送もされた。
2010年に豊田エリーさんと結婚、長女を授かるが、その後ほとんど仕事がない休業状態が続き、人間不信に陥り、家に引きこもり「アルバイトもしていた」と語っている。
2010年映画『すべては海になる』(ポニーキャニオン)主演で映画復帰を果たす。
一時は激太りでも話題になったが、今はシャープな顔立ちを取り戻している。
2017年7月3日にはバラエティ番組『深イイ話&しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演し、故・中村勘三郎さんに「君は見栄えが悪いから、俳優辞めなさい。」と厳しい言葉をかけられ一念発起したエピソードを披露していました。
アゲマン豊田エリーの支え
「ブレない笑顔の女」豊田エリーは究極のアゲマンだ!
子役と言っていいほど早くブレイクした繊細な美少年・柳楽優弥は、国内外の人気子役の例に漏れず、あのままつぶれてもおかしくなかったでしょう。
しかし、マイペースで仕事をこなしながら常にハッピーなオーラを振りまく妻と並走して、2016年には主演映画『ディストラクション・ベイビーズ』でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK系)でも、直虎の成長の鍵を握る龍雲丸を好演しています。
豊田エリーさんも、少女のように生活感のない一面は残しつつ、母性が見えないわけではない。舞台では13歳の少女も演じる一方で、子育て情報誌で母の顔を見せることも厭わない。さらに、孫に囲まれたかわいいおばあちゃんになる姿すら想像できる。
地に足の着いた、ガーリーな母、豊田エリーは、そのブレない明るさで、柳楽優弥の守護天使であり続けた。
「豊田がついている限り柳楽は大丈夫」と思える「ハッピーな笑顔が絶えない暮らし」が垣間見えるインスタグラムは、アゲマン妻になりたいママたちにとって、いい教科書になりそうです。
【豊田エリーインスタグラム】