ビバリー

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ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌を歌うビバリーとは

2017年元旦のフジテレビの番組「爆笑ヒットパレード」で、
ピコ太郎さんが紹介した Beverly(ビバリー)さん。

昨年の夏フェス「a-nation」に参加した彼女を小栗旬さんがエラク感動し、ドラマのプロデューサーに紹介したことがきっかけだと言われていますが、今年4月のドラマCRISISの主題歌に抜擢されました。

そのずば抜けた歌唱力と5Aとよばれる高音域まで届くハイトーンボイスで注目が集まっています。

ビバリーのWIKI

生誕       1994年6月20日(23歳)
出身地    フィリピンの旗 フィリピンラグナ州カランバシティー
学歴       バタンガス州立大学 心理学部
ジャンル              POPS
職業       シンガー
担当楽器              ボーカル
活動期間              2016年 ~
2016年に日本に移住し、本格的に日本での活動をスタート
レーベル              avex trax
本名:Beverly Caimen
身長:153cm

フィリピン・アメリカなどの音楽祭で数々の賞を獲得した後、恩師・作曲家ベニー・サトルノがMISIAなどの音楽プロデューサーである与田春生にBeverlyを紹介したことがきっかけで日本で活動を始める。

来日前から、日本のアニメ(『SLAM DUNK』など)をきっかけに日本の音楽を聴いており、大黒摩季・宇多田ヒカル・Superflyなどが好きだと語っている。MISIAを尊敬するディーヴァの1人として挙げており「Everything」カヴァーのスタジオレコーディング映像をYouTubeで公開している。(MISIAより高いキーで公開)

英語、タガログ語、日本語の3か国語を話す。

2013年7月アメリカの「World Championships of Performing Arts」にてボーカリスト・パフォーマンス最優秀賞を受賞。

2016年8月 avex主催の「a-nation」のシューティングアクトに抜擢(2017年も参戦)

2017年4月 連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌に「I need your love」が抜擢。また、挿入歌として「Empty」が起用される

リリースを迎えるにあたり、itunesトップソング(総合)1位、レコチョクシングル1位、Shazam検索4週連続1位、dtv音楽ジャンル1位など各種チャートを席巻。
2017年7月7日、「レコチョク 上半期ランキング2017」新人アーティストランキング1位を受賞。

2017年9月3日放送スタートのテレビ朝日系『仮面ライダービルド』の主題歌「Be The One」に、小室哲哉と浅倉大介の新ユニット「PANDORA」のフィーチャリングボーカル (PANDORA feat. Beverly) として参加。

ビバリー

2017年10月5日には渋谷WWWにて初のワンマンライブ『〜Beverly 1st JOURNEY「AWESOME」〜』を開催。

ビバリー

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5Aのハイトーンボイスとは

彼女の最高音はなんと5A(ピアノの5オクターブ目のA音)で声域は2オクターブだそうです。
声域が2オクターブは一般成人の平均値です。
ソプラノ歌手の壁が5オクターブと言われていますが、ヒトの声域が5オクターブになると周波数が
500~1000hertzになるそうです。
500hertzを超えると母音が不明瞭になり始め、発語可能な音域とはならないと言われています。
また高音域だけでなく5オクターブの声域を成立させるためには、最低音が1A(ピアノの下から2番目のラ)
まで出せる必要があるそうです。女性の声帯で発声するには不可能に等しい低音だそうです。

そんな中であのマライア・キャリー7オクターブの声域を持つとされています。
マライアはバリトン歌手並みの低音(G#2)からハープの最高音に匹敵するホイッスルボイス(G#7)まで出すことができるためこの声域を実現しているそうです。

なのでビバリーの本当の魅力はそこじゃなかったようです!


ある初心者からの質問(アヴォイドノートについて)

上記のyoutubeのMVを聴いて

この曲は I need your love/Beverly ですが、
ここの1:16の箇所。コードはD#なのですが、ボーカルは最後GではなくF#になっているのですが、これはありなんでしょうか?この箇所は一瞬ですし、ビブラートが外れただけかなと思っていたのですが、フルで聞いてみると後半でF#で伸ばしていたりする箇所もあります。
コーラスやバックのオケがD#なのにF#で伸ばされると不協和音にしか聞こえないです。
これは音楽理論的にありですか?

といった質問について専門家が応えていました。

大いにありだと思います!
曲のキーからみて短3度の音と長3度の音を同時に鳴らす(不協和音)ことはよくある。と
特にAfro-Americanな起源を持つ音楽では日常茶飯事なのです。
メジャーだけどマイナー、マイナーだけどメジャーという曖昧なサウンドをわざと狙う。
ジミヘンコードがまさにそれなんです。
この曲、あなたが指摘した箇所以外にも、0:57~0:58の部分、1:24~1:25の部分など、ところどころで短3度長3度が混在している。
狙ってやっているということですね。
現代音楽では音楽理論で言う ”不協和” という概念自体にあまり意味がないということのようでした。
昔の楽典を引っ張り出すと、完全1・4・5・8度長短3・6度以外は全て不協和な音程だと定義してある。
つまり
アヴォイドノートの音を同時に鳴らしてはいけない”
といったルールにはそもそも合理的な根拠がない。
ルールを破ったからといって何の問題も生じない。むしろ ”破った者勝ち” だといっていいのです。と

彼女の歌唱力の魅力は、ジミヘンを彷彿とさせるような、不協和音を巧みに取り込んだテクニックにあったのではないでしょうか!

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