ソニー損保のイメージキャラクターに抜擢『透明感』がすごい!
唐田えりか
1997年9月19日生(21歳)
千葉県出身
身長 167 cm スリーサイズはB79cm、W58cm、H78cm
小学生の頃から背が高く、当時はバスケットボールなどで活躍
血液型 A型
女優・ファッションモデル
活動期間 2014年 ~
事務所 フラーム
BHエンターテインメント(韓国)
三姉妹の末っ子
趣味は音楽鑑賞 ロック系のバンドが好きで、ONE OK ROCK、ASIAN KUNG-FU GENERATION、サカナクションなどをよく聴く。
またK-POPの大ファンで、初めて行った2016年6月のGOT7のライブでは生で見られた感動から涙。
フィルムカメラも趣味で、普段から持ち歩く。
特技は書道。書道は小学2年から中学2年まで習っていた。
好きな食べ物はみそラーメン、苦手な食べ物はニンジン。
好きなスポーツはバドミントン。
憧れる女優は、榮倉奈々、二階堂ふみ。また高良健吾のファン。
スカウトはバイト先
2014年春、千葉県内の木更津東高校の2年に在学中に、アルバイトをしていたマザー牧場でたまたま家族サービスで牧場に来ていたフラームの事務所のマネージャーにスカウトされ、フラームに所属となる。
姉が2人いて、姉が買っていたファッション雑誌を小学生の頃から見ていたので、その頃からモデルになるのが夢だった。
中学生の頃には、原宿でスカウトされたこともあったが、当時は入りたい事務所があったので、違う!とかここじゃない!とか妙なプライドからか一歩踏み出せずにいた。
でもその事務所に履歴書を出す勇気もなく…そうしているうちに、今の事務所にスカウトされたのがきっかけで芸能界に入ることになった。(自分が決めていた事務所ではなかったようです)
正直そのとき事務所(広末涼子、戸田恵梨香、有村架純らが所属するFLaMme)のことは知らなかったが、調べてみたら有名な人がいっぱいいる!ってワクワクして、ここだ!って思えたそうです。
入った後に女優さんの事務所?って気が付いて。
自分がお芝居をするって考えが全くなかったので、入ってしまえば一緒かなー?くらいに考えていたようですが、演技レッスンが始まって数ヶ月経った頃に、あれ?っとなった。
元々モデルの仕事に興味があるという話しはしていたが、実際にレッスンが始まってからは言う勇気が出ず「演技レッスンがあるから」と言われて、きっとそういうことも必要なんだなと受け入れていた。
しかし全然上手くいかず、楽しく思えなくて、早くモデルのお仕事がしてみたいと考えていた。
とにかく受け身で、最初は思っていた姿とのギャップや、衝撃がすごかったようです。
スカウトされた2014年高校2年の9月に韓国事務所とも契約
これについては本人が話しています。
元々、私がK-POP好きだったので、韓国でもお仕事をしてみたいなっていうのは希望としてあったんです。でも、所属とかは全く考えてなくて、例えば撮影で韓国に行くとか、そういう関わり方が出来たらいいなくらいの感覚でした。そういうお話をマネージャーさんとしていたら、日本の同じ事務所に所属している韓国のハン・ヒョジュさんという女優さんのドラマ撮影を韓国で見学させていただけることになって、そこでBHエンターテインメントの社長さんやスタッフの方とお会いして、そのあとしばらくして所属という形になりました。
アイドルグループ少女時代の「DIVINE(Story ver.)」のミュージックビデオに出演します。
所属後すぐに、LG電子のCMにも起用され韓国でも話題となる。
女優業とモデルとの葛藤
高校を卒業し上京して本格的に仕事を始めるが、通っていたワークショップや演技レッスンでは、周りの人の実力を目の当たりにしてマネージャーの前で泣いたこともあった。
モデルの仕事をしたくて、その思いが強いまま芝居を始めたので、自分が演技を出来るとは思ってなかったが、ここまで出来ないんだって現実が見えて悔しくなって、そこで壁にぶつかるのでした。20歳になるまでに先が見えなかったり、芝居が楽しいと思えなかったら、そのときまた考えようと思っていた。
先輩の優しさや母の言葉
―――本人がエピソードとして
事務所の先輩の山口紗弥加さんに偶然会って、「最近どう?」って声を掛けていただいたことがあったんですが、落ち込んでいたときだったので、ワ~って泣いちゃって。突然だったので紗弥加さんはすごくびっくりされていたんですけど、演技が楽しいと思えないし全然出来ないって相談をしたら、「そういう時期って大事だよ。今思ってることを日記に書いておくといいよ」ってアドバイスをくださったんです。「その日記を後から見返したとき、それが支えや励みになるときが絶対来るから。今の時期は絶対に無駄じゃないよ。今は、いつか自分が思い描く場所に到達できるときのための助走なんだよ」って。「今を超えたら何かあるかもしれないのに、今辞めたらダメだよ」とも言ってくださって、それはすごく心に残っています。
ほかにも、事務所で疲れて寝てしまっていたときに、有村架純さんが「最近どう?疲れてない?お芝居を楽しいって思ってくれてるといいな」って手紙を置いてくださったことがあったのですが、すごく嬉しかったので覚えています。有村さんは、私が初めてレギュラー出演させていただいた「こえ恋」(2016年、テレビ東京)というドラマが放送されたときも、LINEで感想をくださいました。事務所には素敵な先輩ばかりいるので、私もそうなりたいって憧れがあります。
あまり親に相談とかするほうじゃないんですが、一度辞めようかなって母に相談したとき「辞めたければ辞めればいいし、帰ってきたいならいつでも帰ってきていいよ」ってサラっと言ってくれて、それも大きかったかもしれません。自分には帰る場所があるんだってことが、まだまだ頑張れるという気持ちにさせてくれました。
突然やってきたカンヌへの切符
唐田えりかさんが、初のヒロインをつとめた映画『寝ても覚めても』(9月1日公開)が、「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品されることが決定しました。
映画『寝ても覚めても』は、芥川賞作家・柴崎友香氏が第32回野間文芸新人賞を受賞した同名恋愛小説を映画化。えりかさんは、主演・東出昌大が一人二役をつとめた亮平と麦という、瓜二つの顔を持つ2人の男の間で揺れ動く女性・朝子を演じた。
これは上京して1年になる頃、事務所の寮に住んでいたが、これからどうしようと悩んでいた時期にマネージャーを通じて「こういうオーディションがあるんだけど、受けてみない?」と話があったもの。
そのオーディションからヒロインに選出され、またその映画が第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門へ・・・わずか3年ほどで、まるで夢のようなストーリーです。
役が決まり、準備期間に入って、東出昌大さんや濱口監督と時間を共有する中で、不安を消していってもらったようです。撮影が始まる頃には、悩みもなくなっていた。濱口監督には、オーディションの頃から、演技に対して前向きになれない気持ちを話していました。
濱口監督から言われた、役を演じようとせずに、自分としてどう生きられるか考えられるようにしたら、自然と無理がなくなってきたそうでした。
現在の心境は
初ヒロインをつとめた映画がカンヌへ出品されることが決定した今も家族や地元の友達とか事務所の方々とか、色々な人に支えられているという実感がすごくあって、その人達のためにはこの業界で活躍することが一番の恩返しになるんだろうなって思うと、じゃあ次のお仕事は?ってなるんです。もっと、もっとやらなくては
まだ、私も夢を叶えた実感がないので恐れ多いのですが、やりたいことを口に出すことは大事だなと思います。それを発するのは怖いことだし、私もモデルをやりたいってことを家族にしか言えなくて、友達にはなかなか話すことができなかったです。でも、口にすることで、責任感も生まれるし、それに対して周りの協力が得られるかもしれない。欲深くなることは大切だと思うので、今夢に向かってやっていることを無駄だと思わずに、頑張っていきたいと思います。
とにかく素直な人です。
人柄がにじみ出たようなピュアな笑顔と、はっとさせられるほどの圧倒的な透明感は、これから先の活躍を期待するに十分なポイントでしょう。
これからも頑張ってください!