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視聴者目線・駒役に気概「物語のもう1本の柱」

大河ドラマ「麒麟がくる」第1話。
「いつか戦は終わる。戦のない世の中になる。そういう世を作れる人がきっと出てくる。その人は麒麟を連れてくるんだ」というセリフが“タイトル回収”と反響を呼んだ駒(門脇麦)
「(セリフで作品の)題名を言うことなんて、なかなかないと思います。すごく素敵なシーンになりました」と手応え。インターネット上でも反響を呼んだ。「庶民の目線が必要」と作られたオリジナルキャラクターだが「(主人公の明智)光秀は戦や政治で世を作っていく人。駒は医療で世を作っていく人。ヒロインというよりは、物語のもう1本の柱を担わせていただいているという感覚が強いです」と気概を示した。

俳優の長谷川博己(42)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

今回、門脇が演じるのは、光秀が主君・斎藤道三(本木雅弘)の命により、京から美濃へ連れて帰る医師・望月東庵(堺正章)の助手・駒。戦災孤児の娘で、王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣「麒麟」の存在を信じている。

歴史上実在しないオリジナルキャラクターとあり、門脇は「最初はキャラクターの設定も、あまり想像がつきませんでした」としながらも「ドラマの構成的にも新しいものが吹き込めればいいなと感じました」と意気込み。

堺や農民・菊丸を演じるお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(49)との共演シーンが多く「いつも堺さんからは『我々はオリジナルのキャラクターなので、ちゃんとしないと(ドラマから)いなくなってしまう。力を合わせて頑張りましょう』と言われています」と笑いながら撮影中のやり取りを明かした。

アウトドア派 門脇麦は野草が趣味

駒は専門的な薬草も扱うが、アウトドア派という門脇は「最近は野草が趣味です。物語に出てくる薬草も、そこら辺に生えている雑草とされる葉っぱだったりするので、覚えやすくて、ありがたいです。草を好きで良かったなと思います。毎回『この薬草の名前、聞いたことないな』と調べて『今の呼び方はこれか!あそこに生えているよね』とつながるので、いい趣味を持ちました」と“一石二鳥”。

駒は今でいえば、看護師。以前、自身が上京した際に入院したことを回顧し「家族も病室に入れない時は心の頼りは看護師さんだけ。こんなにありがたい存在なんだと思いました。退院してから、お世話になった看護師さんにまだお会いできてないので、いつか絶対お会いしたいなと思っています」と再会を望んでいる。

また、自身が出会った看護師への思いが役作りにも反映されており「人を支えられる存在になれればと思います。これから駒がどういう道を進んでいくのか分かりませんが、人の命を救うため、もっと道を極めていこうという気持ちになっていくんだろうなと思いながら医療行為のシーンを演じています」と頼もしい顔になった。

門脇麦さんの過去記事はコチラ↓

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