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『テニス全豪オープン』優勝!

2019年1月26日 メルボルン・メルボルンパーク◇女子シングルス決勝◇優勝賞金410万豪ドル(約3億3000万円)

なおみが世界女王! 世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、男女を通じて日本人初の全豪シングルス優勝の快挙を成し遂げました。

同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との頂上決戦を7−6、5−7、6−4で制し、28日発表予定の最新世界ランキングで、男女を通じてアジア初のシングルス世界1位も確定した。
またクビトバ選手も2年前に強盗事件に遭遇し大怪我から見事復活され、この晴れ舞台に立たれた素晴らしい選手だったのです。

全米オープン時の記事はコチラをご参照ください!日本人初の全米OP制覇の『大坂なおみ』二重国籍でも彼女日本人!?

18年全米に引き続き4大大会2大会連続優勝も、14年全米から4大会連続で制したS・ウィリアムズ(米国)以来となり、ついに世界の女子テニスに大坂時代の幕開けとなりました。

勝利の瞬間、ベースラインで、ラケットを支えに、背中を丸めしゃがみ込んだ。センターコートを埋めた超満員1万5000人の歓声と拍手が、大坂の全身をつつみこむ。約5秒間、勝利の余韻をかみしめると、大坂は顔を上げ、歴史的な握手に歩を進めた。


18年全米の優勝スピーチは、涙で声が震えた。が、この日は、「泣きそうになった。でも、ここで泣いちゃいけないって」。ただ「メモを読んで(覚えた)けど忘れちゃった」と、なおみ節で世界を笑いの渦にたたき込む。
優勝の銀のトロフィーは、李梛(中国)から受け取った。14年全豪覇者で、同年にアジア最高位の世界2位にまで上り詰めたアジアのレジェンド。アジアの女王から、しっかりと歴史を伝授され、「本当に光栄」と、28日にアジア初の世界1位に輝く

スライスサーブを多用

両者ともに劣らぬ強烈な第1サーブを持つ。だからこそ、第2サーブでどれだけ得点できるかがせめぎ合いだった。
ここで、大坂は、普段、あまり使わない滑って逃げるスライスサーブを多用します。

通常使う縦回転のスピンサーブだと、安全だが、バウンドが跳ねるためリターンをたたかれる。そこで、滑るサーブで相手のリターンを封じた。それを大胆に攻め、繊細にコントロールした。まさに隠し玉だったのだ。

先手必勝も健在だった。
第1セットを先取したら、約2年間、負けなしは、この日も生きていた。これで67連勝。ただ、3本のマッチポイントを逃して第2セットを落とし、迎えた最終セットは「空洞だった。ロボットみたいに命令を実行していただけ」と。
それでも勝利をもぎ取った。

また沢松元プロは細かく解説します。

クビトバはサウスポーであり、第一サーブでセンターのサイドラインギリギリに打ってくるとボールが外側に跳ねる。なので 普通は中央で待機するが、それではボールに届かなくなる。
なのでなおみは途中からサイドライン付近まで左に寄って待機していた。

図①から図②へ待機位置を変更

次の4大大会である全仏オープン(5月27日-6月9日)は、クレーコートで一番の難関になります。
サーブに頼れないし、スライディングやドロップショットの技術をさらに磨く必要があるだろう。忍耐力やフットワークも問われる大会。それほど甘くないが、今の彼女の成長を見れば、楽しみであるのは間違いないのです。
※  クレーコート:レンガを砕いて作った粉が使われています。このアンツーカーコートはヨーロッパで特に普及しているようです。
球足が遅いためラリーが続きやすく、弾力を持つので疲労感が少ないのも特徴です。しかし非常に天候に左右されやすいコートで、風が吹けば砂が飛び、乾燥にも弱いためメンテナンスに手間がかかります。また、雨が降った後はすぐ使用できないことも多く、ボールも弾まなくなります。

今年 22歳までに彼女自身が決めなければならない二重国籍の問題も控えています。

日本移住選べば10億円課税!!

ハーフである彼女は現在、日本とアメリカの国籍を持ついわゆる二重国籍です。日本の法律では、今年10月に迎える22歳の誕生日までにどちらかの国籍を選択しなくてはなりません。法的な罰則自体はないので、なかには二重国籍のまま生活する人もいます。しかしスポンサー契約も多く抱える大坂選手は、どちらかに決める必要があるでしょう。

これまでも「日本代表として東京オリンピックでプレーして金メダルを獲るのが夢」とたびたび語ってきた大坂。しかし、夢の実現には大きな壁が立ちはだかっている。
アメリカの税制だ。
日本国籍を選択することで、実に多くのデメリットが出てくるというのだ。日米公認会計士兼日米税理士で国際会計アドバイザーも務める福留聡さんはこう解説する。(yahooニュースより)

「アメリカは日本と同じ累進課税制ですが、いちばん高いところでも37%。地域によっては最大で55%になる日本と比較してもその差は一目瞭然です。さらに大坂選手が生活しているフロリダは州税もありません。日本にも控除はあるとはいえ、納税額だけ見るとアメリカに住んでいるほうがいいでしょうね」と。

問題はそれだけではない。大坂が日本に移住した場合、多大な損失が発生するという。福留氏は続けます。

「アメリカには国籍離脱税という制度があります。米国籍を放棄してもアメリカに居住しているのであれば、所得税が発生するので問題ありません。ですが、別の国に移住する場合は課税対象となります。課税額は全財産を時価評価したものと、減価償却したものとの差額に対して最大で23.8%発生する計算です。つまり、今ある財産をすべて売った場合の金額に税金が発生するということです。大坂さんの場合は、大会の賞金も含まれるので相当な額になるでしょう」

これまでの大会賞金やスポンサーとの契約料を合わせると約40億円ともいわれる大坂の収入。つまり彼女が日本を選ぶことで、約10億円という大金を支払う可能性が出てくるのだ。大きな代償と背中合わせの大坂。それでも、彼女はすでに日本籍を決心した。

オリンピック憲章では、1つの国の代表となった選手は、3年間が経過しないと他国の代表になれないという決まりがあります。つまり、東京オリンピックに日本代表として出場することが決まったと言っていいでしょう。なにより、彼女は日本の文化が大好き。

今回の決意には大坂が駆け出し時代から抱いてきた思いも影響しているといいます。

「大坂選手はジュニア時代にたくさんアメリカの大会に出場していましたが、成績はいまひとつでした。ご両親はアメリカのテニス協会に支援を要請しましたが、取り合ってもらえなかったそうです。そんなとき、いち早く彼女の才能に気づいたのが日本テニス協会の吉川真司コーチ(41)でした。協会に掛け合い日本での練習場所を確保するなど、熱心にサポートしてきました。そうした支えを糧に、彼女は目覚ましい成長を遂げていった。いっぽうアメリカ側は彼女が活躍し始めた途端に多額の援助を申し出たそうなんです。大坂選手はそうした対応の違いを忘れていませんでした。だからこそ日本代表として活動することを選んだそうです」

すべてを踏まえて、これからも彼女を応援していきます。

頑張ってください!!

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