紀平梨花

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紀平梨花グランプリファイナルに初出場して優勝

カナダで開かれているフィギュアスケートのグランプリファイナルは8日、女子シングル後半のフリーが行われ、16歳の紀平梨花選手が初出場で優勝を果たしました。
紀平選手は、前半のショートプログラムで今シーズンの世界最高得点をマークして、ピョンチャンオリンピック金メダルのロシアのアリーナ・ザギトワ選手などを抑えてトップに立っていました。

紀平選手は8日に行われたフリーの演技で、冒頭のトリプルアクセルで着氷に失敗して両手をつき大きく減点されましたが、続くトリプルアクセルからの連続ジャンプを決めて勢いに乗りました。

この後、当初の予定で2回転だったジャンプを演技中に3回転に変更した連続ジャンプも成功させ、基礎点が高くなる演技後半の3つのジャンプもミスなく決めて得点を重ねました。

ショートプログラムに続きフリーでも1位の得点で合計で233.12をマークし、初出場で優勝を果たしました。

紀平選手は今シーズンがシニアデビューで、日本の選手がデビューシーズンにグランプリファイナルを制したのは2005年の浅田真央さん以来、13年ぶりです。


紀平選手のプロフィール

紀平梨花(きひらりか)
生年月日:2002年7月21日
出身地:兵庫県西宮市
職業:フィギュアスケート選手
所属:関西大学KFSC
趣味:映画、音楽鑑賞
血液型:O型
身長:154cm
体重:40~45kg(公表はされていませんが、身長から推測)
コーチ:
濱田美栄
田村岳斗
岡本治子
キャシー・リード

3歳の頃 4つ上の姉と一緒に地元のフィギア教室に通ったのがきっかけだったそうですが、当初はお稽古事の1つとしてスケートがあり、この他バレエ、体操、ピアノなども習っていた。憧れの選手は宮原知子
はじめて母から買ってもらった3万円のスケート靴がお気に入りだった。

紀平梨花選手のご両親はさぞお金持ちなのでは…と思いますが、調べたところご両親ともに普通のサラリーマンなんだそうです。

フィギュアって遠征費や衣装代などとにかくお金がかかるスポーツです。
本格的にフィギュアを始めるとなると、月に20万はかかると言われているので、そこそこ“高給取り” なのではないかと推測します。

幼稚園は広田幼稚園という『ヨコミネ式教育法』というもので英才教育を受けてきたそうです。
体を動かす基礎能力を身につけて、卒園時には全員小学校1年で習う漢字と九九をマスターし、7段の跳び箱を飛べるようになるらしいです。 紀平選手のトリプルアクセルの秘訣は、幼稚園にあったのかもしれませんね!

小学生時代はリレーなどで男子顔負けのスピードを見せ、中学生のときには50m走で女子の全国平均を1秒強上回り、男子の平均よりも速いタイムを記録したこともあった。この時期から、尋常でない「身体能力の高さ」を示していたようです。

その後は西宮市立大社小学校を卒業し、西宮市立上ヶ原中学校に入学しますが転校し、関西大学中等部に通っていました。

高校は関西大学高等部に進学するかと思いきや、ネット高校の『N高』に進学しています。
N高は、角川(書店)が沖縄に作った学校法人で、通信制の高校です。
通信制といえば通学時間の制約を避けた羽生結弦選手や塩見悠選手と同じですね。

関西大学KFSCというクラブに所属しているが、高校は「N高」に在籍しているということです。

ご両親は西宮の一軒家を売却してフィギアの練習に通いやすい場所に引っ越し、母親は元々正社員で事務職をしていましたが、紀平選手のサポートをするために、時間の融通の利くデパートに転職したそうです。

そして彼女の中学時代は毎朝3時に朝食を準備して5時に車でリンクまで送り、練習が終われば中学まで送る毎日だったそうです。

彼女の姉は萌絵さん(1998.8.12生) といい、エーベックスのアーティストアカデミーの特待生として活動中だそうです。
無償でレッスンやサポートを受けられるそうです。

梨花さんと萌絵さん
梨花さんと萌絵さん

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浅田真央ちゃんとの違いは?

真央にない“力強さ”を併せ持つ

GPデビューシーズンの初優勝は、2005年の浅田真央ちゃん以来という。彼女との違いは何だろうか。専門家の意見を聞きました。

真央さんとの比較は、時代もルールも違いますから単純には言えませんが、真央さんはジュニアの頃から体の使い方が自然体で、力強さはないけれど、非常にスムーズでした。
そして苦労することなく(もちろん本人は一所懸命に練習していたのですが)他の選手ほどシビアな練習を要求されませんでした。
彼女の場合、教える側にとっては “できてしまうから始末が悪い” 言われたほどの才能があったからです。
だからこそ、エッジでの踏み切りやスピンのルールが厳格化したときなどは、それまで自然に飛んでいたやり方を新しいルールに合わせるために苦労することにもなったのです。

一方紀平選手の場合は?

彼女のジャンプには力強さがあり、タイプとしては伊藤みどりさんに近い。だからといって、ジャンプばかりでなくなってきたのは、練習環境に恵まれたところも多いと思います。
先輩には、“練習の鬼”と呼ばれる宮原がいて、それを目の当たりにしていますし、濱田美栄コーチは基本を大事に教えることで有名です。
練習は嘘をつきません。才能のある子にそれが加わったら怖い物なしですよ。

今後の予想展開は?

ロシア勢では、ザギトワ以外にも4回転3種(サルコウ、トゥループ、ルッツ)を飛び世界ジュニア選手権を制したトルソワ(14)が、今後のライバルになると言われる。
女子の試合で4回転サルコウを跳べたのは安藤美姫さん(30)とトルソワだけ。でも、紀平も練習では成功しています。いずれ試合でも披露することになるでしょう。ただ、いくら回転の多いジャンプを跳べたところで、結局は“質”が問われます。男子の羽生結弦選手(24)があれだけ評価されるのは質の高さです。跳ぶ前の準備、空中でのコントロール、そしてランディングに至るまでのレベルの高さが問われます。トルソワはまだ14歳ですし、紀平の得意とするトリプルアクセルは苦手とも言われていますからね。

トリプルアクセルが紀平の武器といってよいのでしょうか?

バックから前に向かって飛ぶ他のジャンプと違い、前を向いて飛んで3回転半回るアクセルは、たしかにまだ女子ではできる選手は少ない。ですが、来シーズンあたりには続々と出てくると思います。そうなると問われるのは、プラス要素があるかないかの質になる。マイナスの要素が少なく、プラス評価が高いところが紀平の武器でしょう。
GPファイナルはたった6人だけでしたからね。世界選手権など多くの選手と闘っていませんので、まだ世界№1とは言い切れません。またオリンピックは4年に1回しかないので、実力に加えて運も必要です。世界一を3回も獲っている真央さんだって、オリンピックだけには恵まれませんでした。紀平の場合、まだ完成形ではありません。今は強くなっているときであり、その後に上手くなってくる。


中学2年時のインタビューの言葉を思い出させます。
フィギュアスケートは、寝ることと同じくらいの存在です。
 食べるときも、眠りにつくときも『明日練習だから』とか考えたり、常にフィギュアスケートを中心に動いています。
 生きている中で目指していることはフィギュアスケートくらい(笑)。いちばん大事です】

そんなフィギュアスケートへの思いこそ財産だ。

さらなる成長を心に、紀平梨花は明日を見据える。

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